100歳のおばあちゃん

8月入りましたが、コロナも収まらず新しい生活様式に慣れていくしかないと思う今日この頃。

さて、タイトルにもあるようについ先日、御年100歳にてご逝去なされました、おばあちゃんの

ご葬儀を担当させていただきました。言葉では軽々しく言い表すことができない100年のご生涯。

おばあちゃんはどんな想いで大正、昭和、平成、令和の4世代を歩んでこられたのでしょうか？

お寺様がお通夜での御法話にてお話しされたのですが、ちょうどお通夜の日が

8月9日。

そうです。長崎県に原爆が落とされた日です。

今年で戦後75年目を迎えますが、おばあちゃんの年齢からして今から75年前ごろをさかのぼると

戦時中のおばあちゃんは20代前半。生死をかけて5人の子供様を育てながら、生き抜いてこられ

人生100年の終焉を迎えた葬儀の折にはたくさんのお孫様、ひ孫様に囲まれたお見送りとなりました。

現代では世界中がコロナウィルと戦っておりますが、当たり前であったことが、当たり前に出来ない昨今。

お盆の時期でもありますが、日々、生活できる事とご先祖様に感謝をしながら頑張って行こうと・・・

赤の他人ではありますが100歳のおばあちゃんの通夜、葬儀を通じてあらためて考えさせていただく

良い機会をあたえて頂きました。

本当にお疲れさまでした。合掌。